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2015-04-03

栽培・製造のこだわり

栽培のこだわり

hatake-karitori

当店で販売している茶葉はすべて自社の茶園で大切に育てた朝宮茶です。
茶の旨味と香りを最大限に引き出すために大切なものに肥料があります。
施肥(肥料を施すこと)は、油粕・魚粕といった有機肥料主体の施肥に加え、ピンポイント的に少量の化学肥料を施しています。(最近、化学肥料が必要以上に蔑まれている感がありますが、おいしい農作物を育てるためには化学肥料の適正な使用は重要です。)肥料の内容や量、使用時期は茶の内容を大きく左右する重大な要素なので、農業関連の指導機関や農協、地元の肥料会社などと毎年話し合い、上質な茶葉を確保するための効率的な施肥を常に心がけています。その他の管理においてもこだわりは必要です。意外と知られていないのですが、茶葉は同じ茶の樹から一年に複数回摘採します。そのほかに摘採と摘採の間には葉や枝を刈り揃えるための整枝という作業が必要となります。摘採・整枝の時期や刈り込みの深さも茶の樹の健康や生育を大きく左右します。この点につきましても茶の樹がいつも元気でいられる様に、生育の状態を観察しながら行っています。



製法のこだわり

工場内の写真

日本茶(特に煎茶)は一般的に、いったん蒸した茶葉を揉みながら熱を加えて乾燥させていくという製法をとります。茶葉を蒸すことで変色を抑え、鮮やかな緑色をキープすることができるのですが、蒸しすぎると香りが失われます。
朝宮茶の一番の売りは香りですので、この「蒸し」お工程は重要視されます。この地の先人たちは朝宮茶の香りを守るため、茶葉の「蒸し」に非常に気を使ってきました。茶のみやぐらでもその伝統を守り、浅すぎず深すぎず・・・の香りを大切にした「蒸し」を実践しています。また、その他の製造工程「粗銃」「揉捻」「中揉」「精揉」「乾燥」などにおいても、オートメーション化された工場(大規模産地に多い)とは異なり、香りや概観、手触りなどで常に茶葉をチェックし、機会やセンサー任せにしない茶製造を心がけています。
オートメーション化された工場に比べ手間は遥かにかかりますが、摘採した茶葉の状態に合わせたきめ細やかな製造を大切にすることで、茶葉が本来持っている味と香りを最大限引き出すことが可能になると考えています。

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